2013年10月10日木曜日

フランスの国民議会で信じらない野次が

今日、フランスの国民議会で緑の党の女性議員が演説しているところに、UMPの議員がコケッコケッと鶏の鳴き声を真似して野次を入れ、そのため議事が中断するという事件が発生しました。

http://www.lemonde.fr/politique/article/2013/10/09/caquetement-d-un-depute-ump-lors-de-l-intervention-d-une-elue-eelv_3492289_823448.html


動画では実際の野次は聞き取れませんが、演説を邪魔されたヴェロニク・マソノー議員は「私は雌鶏(売春婦)じゃない!」と怒りを露わに。

フランス語のPoule(雌鳥)は売春婦というような意味もあるため、スキャンダルとなっています。

野次を入れたとされる議員の中心人物とされるPhilippe Le Ray議員は酔っていたらしく、Facebookアカウントが炎上、アカウント停止の事態に。
明日から相当ニュースで取り沙汰される気がします。

男女平等の意識が浸透し、女性が強いイメージのあるフランスで、このような嫌がらせをする議員がいることは残念に思います。

日本の国会ではしょっちゅう失言問題やスキャンダルが発生し、本当に大事な政策の議論が出来ずに政治の停滞を招くということが起きていますが、フランスでも同じ様な事態が起きつつ有るのでしょうか。

人権宣言を生んだ国としての威厳を、是非守ってもらいたいものです。





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